** ギャラリー 14' ** '06-9〜10、庶務係りさんのweblogから転載 


9月21日INモテギ プロローグ
去年バッレにTZM50にM−miniカカウルを付けた車両をプレゼントに行って、ついでにM−miniを見せびらかしてきたおかげで、
バッレから4スト化の要請の連絡が入りました。
船の関係でなかなか送れなかったら、「僕のバイクは、いつ送ってくれるの?」って催促されてしまった・・・・・
「今年のモテギに持っていくから、4スト化したマシンを試してみて、その時、チームの関係があるだろうから、ペイントはどうする?」って、
連絡したら、「2005年のバレンシアカラーが良い!」って、お返事がきた!

「どうせなら450ccを載せちゃおう!!」ってことで、コーポレートカラーのグレートハイパーM−miniを作っちゃいました。
と、ここまでが、前置き・・・・

知ってる方も多いので簡単に。
去年、124ccを持っていた時、マシンからおりて、開口一番、「キャブが合ってないよ!!」って言われたので、
今年は、念入りにテストをして持っていきました。
テストライダーは、モトサルゴの加藤さん。そして、モトチャンプのキッシー。
お二人にご協力いただいて、車両を確認していただきました。
加藤さんに「こんなオートバイ無いよ!」そして、キッシーは「このサイズのオートバイで初めて恐怖を感じました。」
 ・・・・・大丈夫なの・・・・
バッレはなんて言うんだろう・・・・
そんな、不安を持ちながら(庶務係だけですが・・・)20日深夜、モテギを目指して、今年も通訳をしてくれるタケシ君と3人でエスティマに
バッレの車両を積み込んで出発しました。
浜松で、来年GP参戦予定のファルコンさんの卓也をピックアップして、エスティマからファルコンさんの新型ハイエースに変えて、一路モテギを目指します。
車中は、タケシ君の上手なインタビューのおかげで、オヤビンは眠気にも襲われず、順調にモテギに到着しました。
庶務係は鈴鹿から水戸までハイエースのセカンドのシートの眠り心地を確認させていただいておりました・・・・・ははは・・・
9時ごろ、モテギに到着し今回のミッションにご協力頂いた、ヒデさん・チエちゃん・ドリーム商会の小島さん・
小島さんお友達さん・サクセスインチキカメラマンさんらと合流し、無事、モテギ入り。

チーム側の窓口になっていただいた、鈴木さんからの連絡を待ちながら、皆でコレクションホールでしばし、鑑賞。
今回は、コレクションホールのレストアブースを重点的に楽しんで来ました。
「こんなファクトリーが良いなぁ・・・・作業スペースとしての使い方としてはお手本だね。」などと言いつつ、時間つぶし・・・・
1時ごろ鈴木さんからの連絡が入り、みんなでピットに移動。
早速、パドック内に車両を下ろして、ヤマハのピット前に持っていきました。
ヤマハのチームスタッフからの歓迎を受け、ピット前に置いていただきました。

はーーー 疲れた・・・・・第1章「パドック内は大さわぎ」につづく・・・・チャオ!


9月21日INモテギ 第1章「パドック内は大騒ぎ」

忘れてたけど、チームヤマハさんのピット裏に移動中、待ち構えていたカメラマンさんらに、早速の写真攻め・・・・
去年も人気ものだったけど、今年はなんかすごい・・・・
そして、ピット裏。
車両を指示された場所に置くと、とたんに人だかり。
他のチームの方々が次々とやって来て、いろんな事を言ってる様子。


通訳のタケシ君に、450ccエンジンだと説明してもらうと、なんか喜んでるみたい。
と、思っていたら、ピット内伝言ゲーム状態。車両を見た人がチームに戻って、自分のチームスタッフを連れてきて、
誇らしそうに、説明してくれている。そして、その連鎖が止まらない・・・・
不思議な光景・・・・一番不思議で嬉しかったのは、その中の一人がなんと、テック3のギー・クーロン。
ギー・クーロンがオヤビンの作った車両を「どうだ!450だぜ!」みたいな乗りで、彼のスタッフに説明していた。

そのうちに、イタリヤの国営放送のカメラがやってきた。アナウンサーもやってきた。
突然の取材を受け、カメラがなめるように車両を撮影している。
その横で、アナウンサーが、「日本のタカセサンがバレンティーノの為につくりました。」みたいなことをいっている。笑えた・・・・・


そして、エンジンがかかるか?と聞かれ、かかるよ。と答えると、エキゾーストノートが聞きたいと言い出す。
オヤビンとタケシ君で押し掛けした。普通にアイドリングさせていたら、アナウンサーがレーシングさせ、エキゾーストノートに大興奮している。
隣のピットから、「うるさい!ミーティング中だ。」と、怒られた。怒ってきた人はなんとチェカ・・・・・
怒ったチェカはミーティングが終わってやって来て、こそこそ跨っていた。
バッレの前にバッレの車両と知りつつ平気で乗ったのは、チェカとウーチョだけだったんだけどね・・・
チェカに怒られたからか、満足したのか、国営放送の取材は終了。オヤビン、イタリアのTVに初出演・・・・・・ZZZZ
その後は、ドルナのオフィシャルカメラが撮影にやってきた。DVDに使ってもらえるといいなぁ・・・

今回、バッレに会う前に、オヤビンはバッレの自伝を読んでいた。
やっと日本語に翻訳されたので早速読んでいた。
忙しい中、睡眠時間を削ってまで、2日で読み終わったらしい。
その甲斐あってバッレがどんな人か、どんなことを喜んでくれるか、待ちながら考えてるのが楽しかった。
こんなジョークを言ったら、バッレは受けるんじゃないか?とか、言いながら、みんなでバッレの到着を待っていた。

眠いので、この辺で・・・・
第2章「バッレがやってきた。」に、つづく・・・・・


第2章「バッレがやってきた。」

チームヤマハのピット裏を拠点にしながら、オヤビンの事前学習のお陰で、バッレの行動パターンが予想できたので、
待ち時間を有効に使おうと、めいめいパドック内をうろうろしたり、GPライダー達のサインをもらったり、写真を撮ったりと、楽しんでいたら・・・・

ちょうど、庶務係がバッレのオフィスの前にいたら、乗用車が横付けされた。
なんと、バッレは助手席に乗っていた。
チームスタッフから、事前に「あんまり機嫌は良くないみたいだよ・・・」と、聞いていたんだけど、
庶務係は、嬉しさのあまり、つい「バッレ!!」と叫び、思いっきり手を振ってしまった・・・
片手を挙げ、少しオフィスの中をのぞき、そのまま、みんながいるピット裏にきた、急いでたみたいだったけど、
通訳のタケシ君が、「バッレ、覚えてる?」と声をかけると、横にあったコーポレートカラーのハイパーM-MIMIを見つけて、
「覚えてるよ。」と、寄ってきてくれた。


オヤビンの命令通り、タケシ君は緊張しながらも、すかさず「排気量は800ccの来年型のプロトタイプだよ」って、言ってくれた・・・・
受けた。
噴出しながら、「後でテストするよ。」だって・・・

そんなこんなの内に回りは人だかり、チームの皆さんがバッレ待ちなのに、廻りから「カメラ」の声がかかると、快く写真に納まってくれました。
ピットに入ると、入り口で待っていた、ジェリー・バージェスに、「450だよ!!」って、
ニッコニコで話し込んでる・・・・急がなくて良いんですか?・・・・・バッレの様子にチームの皆さんも喜んでいるご様子。
少しは役に立ったみたい・・・・

ピットに入ると、すぐ鈴木さんを見つけて、今度は鈴木さんに報告してる・・・・
だから、皆さんお待ちですよ・・・・

と、今年、第一回目のバッレとの遭遇でした。

第三章「日が暮れちゃうよ〜」につづく


第3章「日が暮れちゃうよ〜」

木曜日のバッレのスケジュールは、ミーティングとプレスカンファレンスそしてマッサージ。

どのタイミングで、テストするんだろ〜。って、首を長ーくして、待っていた。
待ってる間も、引き続きパドック内をうろうろ。ドラサロでお菓子を買って食べたり、結構みんなでリラックス。
その間も、バッレの動きには注目で、彼があっちのオフィス、こっちのオフィスと動く度にサインのチャンスは無いか?
写真のチャンスは無いかと?と、みんなで右往左往。
何回かのチャンスで、一緒に行った皆さんは、うまい事、2ショット写真とサインをゲットし、皆さんニッコニコ!
間の悪い庶務係も何とか、バッレの自伝にサインをもらった。 
でも、こっれって、去年もらったサインと違うみたい・・・・
まーいいか・・・・本人に直接書いてもらったし。
でも、握手もしてもらえば良かった・・・・写真も撮ってもらえばよかった・・・・
いやいや、ミッションはそれじゃない! バッレにコーポレートカラーのグレートハイパーM−miniに乗ってもらいたい!!

何度目かにバッレが出てきたとき、今度発売された、PSPのモトGPを持ち込んでGPライダー達に遊んでもらおうと、
どこかの人たちが、バッレをゲットしてオフィスの前で、しばし、バッレはPSP体験。
夢中で遊んでるのかと、思っていたらカメラ顔。・・・・うーん、プロ?

日も落ちてきて、だんだん暗くなってきた頃、ウーチョ君が私達のところにやって来て、「バッレが乗るのを待っててくれてるのか?」って聞いてくれた。
ウーチョ君にさっきのバッレとの話を伝えて、「先に乗ってみる?」って聞いてみた。
バッレがオフィスでマッサージ中で、彼は手が空いていたらしく、すぐに試してみることになった。
緊張の面持ちで、エンジンのかかったコーポレートカラーのグレートハイパーM−miniに跨って、発進しようとしたが、3回のエンジンストール。
廻りはギャラリーでいっぱい。
拍手と大爆笑の中、ようやく、無事スタートし、エキゾーストノイズが彼の恐々とした走りを伝えつつ、パドックを一周してきた。
戻ってきた、ウーチョ君は大興奮で、一緒にいたミシュランのスタッフ達に、「乗ってみろ!!」とアピールしていた。
タケシ君が「ウーチョ、どうだった?」と聞くと、興奮した面持ちで、「最高だ!!」って言ってくれた。
「バッレは、これを喜ぶかなぁ?」と聞くと、「絶対、大喜びしてくれるよ。」と、太鼓判を押してくれた。
丁寧に日本語で、「ありがとう」って言って、バッレのマッサージを受けているオフィスへと、報告に消えていった。

車両を元のピット裏に移動して、またもや、待機モード。
この頃、モテギは深々と冷え込んできた。チームスタッフさん達が、バッレのヘルメットを用意してくれた。
ウーチョ君はさっき、ノーヘルで乗っちゃったけど、バッレにヘルメットを被るように伝えて欲しいと頼んでおいた。
最初に持ってきたのは、今年のゴシックモデルのレプリカで、バッレのサイズチェック済み。
それがセットされてあったんだけど、他のスタッフが、「せっかくバレンシアモデルに乗るんだから、こっちにしようよ」と、
世界中で完売されてるはずの、バレンシアモデルをもってきた。
スタッフ達も信じられないぐらいノリがいい。
そして、こんなときでも、バッレの使うものには気を配るんだなぁ〜!!
スタッフで協議の結果、どっちを使うか、バッレに決めてもらうことになり、結局、サイズテスト済みの今年のモデルがマシンのタンクの上にセットされた。
さぁー。いよいよだぁー。

昨年の寒さの経験のある庶務係は、きっちり着込んで、バッレのオフィスのドアが見える位置に待機。
ドアが開いた。
キャー!!バレンティーノ パン一!!
それも、赤地に白のハイビスカス柄?
隣にいた、インチキカメラマンさんと、大興奮!!なんか、嬉しい!!
いよいよ、マッサージが終わったみたい。トレーナーさんが出てきた。
もう、すぐだよー!!
変な興奮の中、またもや、さっきの位置に待機。
何分ぐらいまったのかなぁ・・・ 暗くなったパドックの中、バッレがオフィスから出てきた。
そのスタイルはまるで、自伝の33Pにある、はじめてYAMAHAの車両に跨った時の登場シーンそのもの・・・・
パーカーをすっぽり被り、サングラスをかけて、背中を丸めて、こっちに歩いてくる。
キャー!!
みんなに向かって、「バッレが来た!!」って叫んだ。
ほんの数十メートルなんだけど、永遠みたい・・・・

第4章「バッレ登場」につづく・・・・
ひっぱるなぁ〜


バッレ登場

表れたバッレの表情は、以外にニヒル・・・・・
表情が読めないというか、ふかーい湖の様。
静かにバイクに近づく。 バイクを視線が捕らえた瞬間、バッレの瞳がキラキラ・・・お星様みたい!! 
キャー!!スッテキ過ぎるぅ〜!!
思い出しても、よだれがっ出ちゃう〜・・・・
ごめんなさい。冷静になります。
マシンの横にかがみ込み、食い入るように車両を見つめる。


すかさず、タケシ君が話しかける。 「バッレ、良いかい。この車両の注意点は、右がアクセルで、左がブレーキで・・・」
思わず、バレンティーノが、しゃがみこんで笑い出す。
「わかった、もう良いから・・・・」みたいに、受けてくれた。
これも実は、バッレの自叙伝からのパクリで、オヤビンからの命令。
タケシ君は頑張りました。どんなに心臓がバクバクしたことでしょう。


皆の緊張感も解けて、良い雰囲気でエンジンを掛け、チェンジの説明をして、バッレがスタートした。 



皆で、バッレの後を追っかけるぅ〜・・・・
2往復半パッドック内を乗り回してくれた。フロントを浮かせながら、立ち上がってくる。
わー喜んでるって感じ。
前を通るたびに、ギャラリーから歓声が上がる。 暗闇の中、浮かびあがる バッレのシルエット。 
速いー!!
ピット裏に戻ってきて、オヤビンにヘルメットを手渡しながら、コメントを言ってくれた。
 「最高だ!細かいフィーリングはここではわからないから、サーキットで試したい。」

事前に、通訳のタケシ君に
「サスペンションの事は、オーリンズに、ブレーキはブレンボに、エンジンはヤマハのそれぞれのスタッフに言ってくれ」って
お願いしておいたので、案の定「リヤサスが・・・」って、言ったので、タケシ君はそのとおりに伝えてくれた。 
納得してくれたみたい・・・・

と、言うところで、この辺 で・・・・つづきは・・・どうしようかなぁ・・・・


最終章「至福のひととき」

走り終えて、通訳のタケシ君を介して、オヤビンはいっぱい話してたみたい。
プレゼント車両に付けた、AIMの説明書を手渡した。
日本語で「ありがとう」って言ってくれた。
一緒にステッカーセットを渡した。一番上に『ろっしふみがんがって』のステッカーを載せておいたので、
オヤビンが指差して見せると、受け取って、「ニー」って笑顔で、OK、OK!!


その、アイコンタクトで、ALL OK!!通じちゃった!!
そして、自分からオヤビンとタケシ君と肩を組んで写真撮影。
オヤビンは、バッレの腰に手を回してたんだって・・・ずっるーーーい!!


バッレは何度も丁寧に「ありがとう」と言って、オフィスに戻っていった。
マシンをチームピットの中に移動して、私達はピットの中に案内された。
明日から、日本GPが始まるそのピットの中、万全の用意の整ったそのピットの中を、担当メカの案内付で自由に見学させてもらった。
実は、庶務係は「ぼー」っとなっていて、あんまりよく覚えていないのよねぇ・・・・
オヤビンは、矢継ぎ早に、メカさんにいろんな事を聞いていた。
庶務係は、「明日はこのカメラに手を振るんだわ」と思いつつ、オンボードカメラばっかり見ていた。
こんな小さい穴から、バッレの世界を垣間見てるのかぁ〜などと、ため息・・・・

一通り、ピットの中を見て、ピットから出てバッレのオフィスの前を通ると、外にいたウーチョ君が、私達が帰るのを見つけて、
中にいるバッレに「彼らが帰るよ」と声をかけてくれて、バッレがオフィスの中から、わざわざ挨拶に出てきてくれた。
「バイバイ!」ってバッレが手を振って見送ってくれる・・・

アー・・・・幸せだった。